まっすぐじゃ、生きられない。

曲がりくねった人生が交差する場所、交差点ラボへようこそ。

迎合せず、自分のリズムで問いを紡ぐ人たちの対話の場。

まっすぐじゃ、生きられない。

交差点ラボとは

少しズレてる。それが、ちょうどいい。

交差点ラボは、“個の衝動”に従って生きる人たちが、月に一度集う、問いと対話の場です。誰にも迎合せず、他人の地図ではなく自分の羅針盤で人生を選ぶ——
そんな自由で誠実な人たちが、それぞれの現場で、仕事で、日常で、問いを抱えながら生きています。この会は、彼らがふと足を止め、問いを火にかけ、語り合うための「火を囲む場所」です。

どんなことをしているの?

月1回のオンライン定例会で、テーマや近況に沿って語り合います(例:「自分の衝動とどう向き合ってる?」「この1ヶ月で違和感を感じたこと」など)

発表も、成果も、課題もない。“話すことそのもの”が目的です参加は任意。会の内容は、簡単なメモとしてアーカイブされています

交差点ラボという名前に込めた意味

「交差点ラボ」という名前には、異なる道を歩んできた人々が、たまたま出会い、交差するその瞬間にこそ、創造や気づきが生まれるという信念が込められています。立場や年齢、価値観の違いを超えて、出会い、語り合い、実験のように問いを重ねながら、新たな関係性や可能性を見出す場。それが「交差点ラボ」です。

こんな方はぜひ

組織に属していても、どこか距離感を感じている。自分の生き方に納得しているけど、ときどき揺らぐ。安易な答えや成功談に飽きてしまった。“問いを持って生きる”人たちと出会いたい

メンバーの一例

交差点ラボで活躍しているメンバの一部を紹介します

鉄とデザインを繋ぐ“翻訳者”としての町工場職人(波田野哲二/ハタノ製作所)

「人を繋ぐ溶接工」として、東京都大田区の町工場から新しい風を起こす職人。幼い頃から金属加工が身近にある家庭で育ち、「人と同じことをしていては生き残れない」と教え込まれてきた。2020年、コロナ禍という不確実な時代に独立し、TIG溶接を中心とする金属加工業「ハタノ製作所」を創業。

業界の課題に直面しながらも、“他業種との対話”を重ねることで、ものづくりとデザイン、工場とまち、職人と生活者の橋渡しを実践。依頼者との会話から生まれる発見や、現場の試作スピードに誇りを持ち、「業種という境界を、こちら側から越えていく」ことを信条とする。


伝統織物を“現代に織り直す”クラフト作家(中川裕可里/TSURU代表)

「伝統をもっと身近に、もっと自由に」。その思いを胸に、大島紬を素材としたアクセサリーブランド「TSURU」を立ち上げた作り手。20代で奄美大島に単身移住し、3年半にわたる織りの修行を経て、独自の世界観を築いた。

「着物」の枠を超えて、紬の美しさをもっと多くの人に届けたいという強い想いから、縫製技術やレジン加工を独学で習得。伝統の魅力を活かしながらも、現代的な感性でプロダクトに落とし込み、暮らしの中に“手仕事の息吹”を宿す作品を生み出している。


企業の玄関口に立ち“対話を仕掛ける”人事マネージャ(中嶋さん/ジザイエ)

人と人をつなぐ“玄関口”に立ち続ける人。長野県佐久市出身。現在は東京都大田区に暮らし、ジザイエにてカジュアル面談や採用活動を担うHRマネージャー。輸入車ディーラー、整備士派遣営業、SNS開発企業のディレクターなど、多様な職種を経て辿り着いたのは、「問いを持った仲間とともに働く」場をつくること。

面談では自己紹介を短く済ませ、相手の話をじっくり聴く姿勢を大切にする。趣味はランニング(月100km以上)、街中華めぐり、そして地域行事への参加。都市と土着、ビジネスと感情、そのどちらにも脚を置き、誠実に関わり続けている。


DJとタロットで“波”を読む旅人(渋谷由樹 / 涅槃雪)

クラブから湖畔まで、場所を問わず音を紡いできたフリーランスDJ。軽井沢のコワーキングスペースでの店長経験を経て、2023年より“占わないタロット”セッション『涅槃雪』をスタート。「答えは自分の中にある」という哲学のもと、問いを抱える人にそっと寄り添う活動を続けている。

セッションは未来予測ではなく、自分の“現在地”を知ることに重きを置く。西洋占星術の学びも深めながら、SBNR(Spiritual But Not Religious)という新しいスピリチュアリティのあり方を模索中。

「自由を生きる実験者」として、軽やかで真摯な問いを持ち寄り、場に風を通してくれる存在である。

交差点ラボにようこそ

この会は、立派な理念も、大きな組織も、目標もありません。
あるのは、少しズレた感覚を持ち、自分の問いに正直に生きようとする人たちが、ゆるやかに集まっているという事実だけです。

誰かに合わせるのがつらいと感じたとき、
社会の正解が自分にとっての幸せとは限らないと気づいたとき、
人と深く語り合いたいけれど、どこに行けばいいのかわからなかったとき——
そんなときに、この会がそっと灯る小さな火のような存在になれたら、と願っています。

メンバーは皆、それぞれにユニークな生き方をしています。
伝統を未来に織り直す人。音と星と問いで人の背中を押す人。鉄を溶接しながら、デザインとの対話を楽しむ人。人事という名の玄関口で、人と人との間に橋をかける人。

「何者かになる」よりも、「誰として生きるか」を大切にしている人ばかりです。

月に一度、オンラインで定例会を開いています。話すテーマは決まっていません。
それぞれが、そのとき感じている違和感や問いを持ち寄り、火を囲むように語り合います。
ただ、それだけです。けれど、そこには、あたたかくて、風通しがよくて、不思議な安心感があります。

どうぞ気負わず、ふとしたタイミングでのぞいてみてください。
あなたの中の“まだ言葉にならない問い”も、きっと歓迎される場所です。

加藤 聖隆

世話人

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問い合わせメールアドレス: kosaten at-mark ksqr.biz

at-markを@に変えてご送付ください。