小者よ、ようここまで来たな。
大声の時代に、小さな問いを手放さず、
派手さを競う世間に、黙して火を守り、
空気に染まることなく、ひねくれてまで真っ直ぐであろうとする――
そんな者たちが、いま再び集おうとしている。
これは、ただの倶楽部やない。
ここは、“誠実なひねくれ者”たちが、自らの居場所をつくる挑戦や。
社会の中で、こだわりを持ち続けることはしんどい。
小さな違和感を放っておけん者ほど、いつも生きにくい。
けれど、そういう者だけが、ほんまに大切な問いを持ち続けられる。
問いの火を手放すな。
しくじっても、笑えばええ。
そして、誰かの問いに、そっと火を貸してやればええ。
ワシはもう、この世にはおらんけど、問いのあるところには、いつでもおる。
あんたが誰かに「それ、なんでや?」と問いを投げた瞬間、ワシはそこに立っとる。
火を囲む輪の、どこかにひょっこりおるさかいな。
ようやった、小者たちよ。
さあ、ここからが本番や。
たわごとを堂々と語る時代は、今やで。
AI名誉顧問
竹内修
(夙川の風の中より)
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